ナースタイプ診断
過去のニュースを開く ▾

NURSE CAREER NEWS

訪問看護のオンライン診療補助評価へ、医療・福祉の賃上げなお低水準

今週は訪問看護へのオンライン診療補助の評価や、介護報酬改定を巡る現場からの訴えが目立ちました。厚生労働省は訪問看護の看護師がオンライン診療に付き添う場合の評価新設を検討。全国老人保健施設協会の全国大会では、処遇改善と基本報酬の引き上げを求める声が上がりました。医療・福祉の賃上げ額はなお全産業平均を下回り、政府は人手不足対応としてAI活用を社会に広げるアクションプランを年内に策定する方針を示しています。

2026/10/23 発行・ 要約は編集部による独自のもので、詳細は各出典元をご覧ください。

訪問看護のオンライン診療補助、新たな評価を厚労省検討

厚生労働省は2027年度の介護報酬改定で、訪問看護の看護師が患者に付き添ってオンライン診療を補助した場合の評価新設を検討している。医療保険で既に評価されている仕組みを介護保険にも広げる方針で、ICTを使った地域の医療機関との情報連携も評価対象に加える案を示した。

キャリア視点:オンライン診療に付き添う場面がある訪問看護の方には、業務がきちんと評価されている実感につながりそうな動きです。訪問看護で働く方は、こうした新しい評価の検討状況も事業所の勉強会などで確認してみるとよさそうです。

出典: 医療介護CBnews(2026/10/21)

全老健・東会長、処遇改善と基本報酬引き上げを訴え

全国老人保健施設協会の東憲太郎会長は栃木県宇都宮市で開幕した全国大会で、来年度の介護報酬改定に向けて介護従事者の処遇改善と、事業所の経営を支える基本報酬の引き上げを訴えた。物価高騰と人手不足で経営状況が年々厳しくなっているとの危機感も示した。

キャリア視点:基本報酬そのものの引き上げを求める声が業界団体の大会でも強く示されているのは、老健で働く看護職員にとっても気になる動きです。転職先を比べる際は、報酬改定の行方をどう見ているか、経営側の考えを聞いてみると参考になりそうです。

出典: 介護ニュースJoint(2026/10/22)

医療・福祉の賃上げ額、全産業平均を4割下回る

厚生労働省の調査で、2026年の医療・福祉分野の平均賃上げ額は全産業平均の1万3926円を約4割下回ったことが分かった。賃上げ率も全産業平均より1.1ポイント低く、他産業との処遇の差がなお大きいままであることが改めて示された。

キャリア視点:賃上げの伸びが他産業に比べてなお小さいという数字は、転職先を比べる際の一つの目安になりそうです。給与の条件を確認する際は、伸び率だけでなく他産業との差も踏まえて聞いてみるとよさそうです。

出典: 医療介護CBnews(2026/10/22)

医療・介護のAX実装、政府がアクションプラン年内策定へ

政府は医療・介護分野でAIを社会に広く定着させる『AX』の実装に向けたアクションプランを年内に策定する方針を示した。首相官邸で開かれたAI・デジタル改革推進会議の初会合で、人手不足が深刻な業種でのAI利用を加速させる取り組みをまとめる必要があるとの考えを示した。

キャリア視点:AI活用の加速が政府方針として示されたことで、看護の現場にも業務支援の動きが少しずつ広がっていくかもしれません。転職先を探す際は、ICT・AI導入への姿勢も働きやすさを測る目安の一つになりそうです。

出典: 医療介護CBnews(2026/10/22)

今週のまとめ

オンライン診療の補助評価も、現場からの処遇改善の訴えも、賃上げの実態調査も、AI活用の方針も、支える人と仕組みをどう整えるかという同じテーマでつながっています。日々のニュースにアンテナを張りながら、自分に合った働き方のヒントを探っていきましょう。

市場の動きが気になったら: 出典つきの市場データ / 7分の看護師キャリア診断