ナースタイプ診断

MARKET

看護師の市場データ

公開データをもとに、いま看護師の需要が高い領域や働き方の変化を整理しています。数値はすべて実在の公開ソースから引用し、出典と取得時点を明記しています。

領域別の市場動向レポート

領域ごとの需要や働き方、将来性を、出典付きの公開データで深掘りした記事です。

需要の高い領域・職場

以下は各出典データにもとづく整理です。数値は各公表時点のスナップショットであり、現在の水準とは異なる場合があります。

  • 1

    訪問看護

    求人倍率 4.54倍(2024年度・施設種類別で最高)

    在宅医療のニーズ拡大を背景に、訪問看護は看護職のなかでもとりわけ人手が足りていない領域です。ナースセンターの集計では施設種類別で最も高い求人倍率となっており、経験者はもちろん、これから在宅に挑戦したい人にも門戸が開いています。

    出典:労働政策研究・研修機構(JILPT)「ナースセンターの看護師の求人倍率が2.51倍で10年ぶりの高水準」2025-12公表)

  • 2

    中小病院

    求人倍率 3.00倍(2024年度)

    大学病院・大規模病院に比べ、地域の中小病院は採用面で苦戦しやすく、看護師の確保に積極的です。倍率が高いぶん、条件交渉や配属の希望を通しやすい場面もあります。地元で腰を据えて働きたい人には狙い目の領域です。

    出典:労働政策研究・研修機構(JILPT)「ナースセンターの看護師の求人倍率が2.51倍で10年ぶりの高水準」2025-12公表)

  • 3

    看護職全体(ナースセンター)

    求人倍率 2.51倍(2024年度・求人172,522人/求職68,724人)

    都道府県ナースセンターに登録された求人・求職から算出した求人倍率は、コロナ禍の1.33倍から2.51倍まで回復し、10年ぶりの高水準となりました。看護師の転職市場は全体として、働き手を求める「売り手市場」が続いています。

    出典:労働政策研究・研修機構(JILPT)「ナースセンターの看護師の求人倍率が2.51倍で10年ぶりの高水準」2025-12公表)

  • 4

    病院以外の職場(診療所・介護施設など)

    病院勤務は65.7%(残り約3分の1は病院以外)

    就業看護師136万人のうち病院で働くのは65.7%で、すでに3人に1人は病院の外で働いています。診療所14.3%・介護施設・訪問看護など、夜勤なしや日勤中心の選択肢が広がっており、働き方から職場を選ぶ人が増えています。

    出典:厚生労働省「令和6年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況」2025-07公表)

需要が伸びている働き方・人材像

特定の領域やスキルを持つ看護師への需要動向を、公開調査から整理しました。

  • 1

    在宅・訪問看護を担える看護師

    訪問看護ステーション 18,743件で過去最多(2024年度・新規2,487件/廃止886件)

    訪問看護ステーションの数は過去最多を更新し続けています。2024年度は新規開設が廃止・休止を大きく上回り、事業所の広がりとともに在宅で働ける看護師の需要が高まっています。臨床経験を活かして地域で働きたい人の受け皿が増えている領域です。

    出典:eWeLL「訪問看護ステーション数が過去最多」(全国訪問看護事業協会 令和7年度調査・PR TIMES)2025-06公表)

  • 2

    病院以外の場に対応できる看護師

    診療所14.3%・訪問看護6.7%(就業看護師1,363,142人の内訳)

    就業場所の内訳を見ると、診療所14.3%、訪問看護ステーション6.7%と、病院以外で働く看護師が着実に存在感を増しています。健診・企業・保育園なども含め、臨床の外へ活躍の場が広がっており、幅広い環境に適応できる人ほど選択肢が増えます。

    出典:厚生労働省「令和6年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況」2025-07公表)

  • 3

    復職・多様な働き方を選ぶ看護師

    求人172,522人に対し求職68,724人(2024年度・ナースセンター)

    求人が求職を大きく上回る売り手市場は、いったん現場を離れた人の復職や、夜勤なし・時短といった働き方の実現を後押しします。ブランクや家庭の事情を前提として受け入れる職場が増えており、自分の暮らしに合わせて働き方を選びやすくなっています。

    出典:労働政策研究・研修機構(JILPT)「ナースセンターの看護師の求人倍率が2.51倍で10年ぶりの高水準」2025-12公表)

このデータの読み方

掲載している数値は、すべて各出典が公表した時点のスナップショットです。求人の動きは景気や採用活動の季節によって変わるため、少し前の数値が現在の市場をそのまま反映しているとは限りません。

また、領域全体の需要が高くても、あなたの経験年数・専門・希望条件によって選考のしやすさは大きく変わります。「需要が高い=すぐ採用される」ではなく、市場の全体像をつかんだうえで、自分の持ち味が活きる場所を探すことが大切です。

このページのデータと、あなた自身のキャリアタイプを組み合わせると、より納得のいく選び方ができます。まずは自分がどんな働き方・環境を大切にしたいのかを知ることが、市場を活かす第一歩です。

自分のキャリアタイプを知る →

出典一覧

掲載データの引用元です。リンク先は各機関・企業の公式ページです。

  1. 1.労働政策研究・研修機構(JILPT)「ナースセンターの看護師の求人倍率が2.51倍で10年ぶりの高水準」 公表:2025-12 取得日:2026-07-16
  2. 2.厚生労働省「令和6年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況」 公表:2025-07 取得日:2026-07-13
  3. 3.eWeLL「訪問看護ステーション数が過去最多」(全国訪問看護事業協会 令和7年度調査・PR TIMES) 公表:2025-06 取得日:2026-07-16

掲載データは各出典の公表時点のスナップショットです。求人倍率(ナースセンター経由)は都道府県ナースセンターに登録された求人・求職から算出したもので、ハローワークや民間求人サイトを含む市場全体の倍率とは異なります。就業場所の統計は隔年公表のため、最新の実態と数値がずれる場合があります。順位は編集部が各出典データの内容を整理した目安で、客観的な序列を保証するものではありません。取得日:2026-07-16。