NURSE CAREER NEWS
看護キャリアニュース(7/17号)
今週は看護現場の「安全」と「処遇」を巡る動きが目立ちました。救急現場での暴言・暴行増加が明らかになった一方、日本病院会は看護師確保へ制度提言を予定。夜勤の働き方を見直すモデル事業や、賃上げの実態調査も報告されています。
2026/07/17 発行・ 要約は編集部による独自のもので、詳細は各出典元をご覧ください。
救急現場での看護師への暴力、5年で107件と増加傾向
東京消防庁のまとめで、救急隊員や医療従事者への暴言・暴行が過去5年間で107件確認され増加傾向にある。妊娠中の看護師が腹部を蹴られる被害も報告され、現場の安全確保が課題となっている。
キャリア視点:「怖い思いをした」と感じたら一人で抱え込まず、院内の相談窓口や上長に共有できる環境かどうかも職場選びの目安になります。
出典: ライブドアニュース(2026/07/16)
日本病院会、看護師の養成・確保へ制度改革を国に提言へ
日本病院会が地域医療維持へ、看護師の養成・確保を促す制度改革を国に提言する方針を表明。医師と同様に看護師にも地域による偏在があるとし、9月の提言取りまとめを目指すという。
キャリア視点:地方の医療機関では人材確保策の拡充が進む可能性があり、地方就業を考える人には追い風になりそうな動きです。
出典: 医療介護CBnews(2026/07/07)
日看協、夜勤の多様な働き方導入へモデル事業の病院を募集
日本看護協会が、8時間・12時間夜勤を選べるなど多様な夜勤形態の導入を目指すモデル事業を開始。社会保険労務士など専門家が就業規則の見直しを支援し、対象病院6施設程度を募集した。
キャリア視点:夜勤の組み方は病院ごとに差が大きく、今後こうした取り組みが広がれば勤務形態を選べる職場が増える可能性があります。
出典: 医療介護CBnews(2026/06/08)
看護師の賃上げ、基本給まで実施予定は3割にとどまる調査
エス・エム・エスが医療機関・介護施設の人事担当577人に調査。診療報酬改定を受け6割超が賃上げを予定する一方、基本給を含む賃上げは3割にとどまり、施設規模で差がある実態が分かった。
キャリア視点:「賃上げ」と一括りにせず、基本給かどうか、施設規模による差もあるため、求人条件は内訳まで確認したいところです。
出典: PR TIMES(株式会社エス・エム・エス)(2026/05/28)
今週のまとめ
処遇改善の制度は少しずつ動いていますが、現場の安全や基本給への反映はまだ道半ば。求人票の条件は「加算」の中身まで確認していきましょう。
市場の動きが気になったら: 出典つきの市場データ / 7分の看護師キャリア診断