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医療機関倒産59件で最多、訪問介護は移動実態映す新区分へ
今週は訪問介護の報酬体系の見直しや、2040年を見据えた看護職員の実践能力を巡る議論が動きました。福島県南相馬市では避難区域を支える訪問看護ステーションが新たに開所し、医療機関の経営を巡っては東京商工リサーチの調査でクリニックや歯科医院の倒産が過去最多の59件に達したことが分かりました。
2026/10/20 発行・ 要約は編集部による独自のもので、詳細は各出典元をご覧ください。
訪問介護の報酬、移動コストを反映した新区分へ厚労省検討
厚生労働省は社会保障審議会の介護給付費分科会で、訪問介護の『同一建物減算』に代わり、戸建てと集合住宅への訪問実態の違いや移動コストを反映した新しい報酬区分を2027年度の改定に向けて検討する方針を示した。
キャリア視点:移動コストが報酬に反映されるかどうかは、同じ訪問系で働く看護職員にとっても気になる動きです。訪問看護への転職を考える際は、移動時間や交通費の手当をどう設計しているか、事業所に聞いてみるとよさそうです。
出典: 医療介護CBnews(2026/10/19)
2040年見据え、看護職員の実践能力を厚労省検討会で議論
厚生労働省の検討会で、人口減少が進む2040年に向けた医療・介護ニーズの変化を踏まえ、看護職員に求められる実践能力が議論された。複合的なニーズを抱える高齢者の増加や救急・在宅医療の需要拡大を背景に、高い観察力や先進技術の活用などが論点として挙がっている。
キャリア視点:これから求められる力が議論されているのは、今の自分の強みを振り返るきっかけにもなりそうです。スキルアップを考える方は、観察力や新しい技術への対応力を学べる研修があるか、勤務先や転職先で確認してみるとよさそうです。
出典: 医療介護CBnews(2026/10/19)
南相馬市小高区に訪問看護ステーション開所、避難区域を支援
福島県南相馬市小高区に新たな訪問看護ステーションが開所し、初日から地域住民が利用に訪れた。原発事故に伴う避難指示が出された地域の医療・介護サービスを支える狙いがあり、在宅で療養する住民の受け皿としての役割が期待されている。
キャリア視点:避難区域のような人手が集まりにくい地域にも訪問看護の拠点ができているのは、地域医療を支えたい方には励みになる動きです。こうした地域での勤務を考える際は、新規拠点の体制づくりの状況を聞いてみるとよさそうです。
出典: NHKニュース(2026/10/19)
医療機関の倒産、1〜9月で過去最多の59件に
東京商工リサーチの調査で、2026年1〜9月の医療機関倒産は59件となり、前年同期比28.2%増で過去最多を更新した。内訳はクリニック29件、歯科医院22件、病院8件で、後継者難や人手不足を背景とした倒産が目立つという。
キャリア視点:身近なクリニックの経営が厳しさを増しているという数字は、転職先の経営体力を見極める材料にもなりそうです。小規模な医療機関への転職を考える際は、後継者や経営方針についても聞いてみると安心材料になりそうです。
出典: 東京商工リサーチ(2026/10/18)
今週のまとめ
報酬区分の見直しも、求められる実践能力の議論も、避難区域を支える拠点づくりも、クリニックの経営の厳しさも、支える人と仕組みをどう整えるかという同じテーマでつながっています。日々のニュースにアンテナを張りながら、自分に合った働き方のヒントを探っていきましょう。
市場の動きが気になったら: 出典つきの市場データ / 7分の看護師キャリア診断