NURSE CAREER NEWS
夜勤オンコールを看護師が代行、相談20万件と離島の移動負担
今週は看護・介護の現場を支える仕組みと担い手のあり方が同時に動きました。介護施設の夜勤では外部の看護師が電話相談で支える仕組みの利用が20万件を超え、高市首相は医療・介護分野でのAI活用加速を表明。来年度の介護報酬改定に向けては、離島・過疎地の移動負担やリハビリ専門職の処遇改善を求める声、改定サイクルを2年に短縮する案も審議会に上がりました。
2026/09/18 発行・ 要約は編集部による独自のもので、詳細は各出典元をご覧ください。
介護施設の夜間オンコール代行、看護師への相談が20万件を突破
介護施設の夜勤帯に外部の看護師や医師へリアルタイムで相談できるオンコール代行サービスの相談実績が20万件を超えた。介護職員の負担軽減や不要な救急搬送の抑制につながっており、全国の特別養護老人ホームの1割超が導入しているという。
キャリア視点:夜勤帯に一人で判断を迫られる不安を、外部の看護師に相談できる仕組みが和らげてくれることもあるようです。施設への転職を考える際は、こうしたバックアップ体制が整っているかも聞いてみると心の余裕につながりそうです。
出典: 介護ニュースJoint(2026/09/16)
医療・介護分野でのAI活用加速、高市首相が改造内閣発足で表明
第2次高市改造内閣の発足にあわせ、高市早苗首相は人手不足が課題となる医療・介護・運輸・建設などの分野でAI活用を加速させる方針を示した。医療・介護を優先分野と位置付け、AI社会実装を担当する閣僚を新設して推進するという。
キャリア視点:AI活用が加速すると聞くと期待も不安もあると思います。看護の現場でどこまで実用化が進むかはまだこれからなので、勤務先でのICT・AI導入状況を折に触れて確認してみると、今後の働き方の変化をイメージしやすくなりそうです。
出典: 介護ニュースJoint(2026/09/17)
離島・過疎地の訪問介護、移動コストの評価を審議会で要望
来年度の介護報酬改定に向けた審議会の意見交換会で、島根県や長崎県西海市が中山間地域や離島での訪問介護の移動負担を報告した。船で渡り半日から1日拘束される離島もあるとして、移動費への手当や人員配置の弾力化を求める声が上がった。
キャリア視点:訪問介護と同じ移動の負担は、訪問看護でも起こりうる話です。地方や離島での訪問看護を考える際は、移動時間や交通費がどう手当に反映されているか、事業所に確認してみると働き方のイメージがつかみやすくなりそうです。
出典: 介護ニュースJoint(2026/09/17)
リハ職の処遇改善求める要望書、来年度介護報酬改定へ提出
全国リハビリテーション医療関連団体協議会が2027年度の介護報酬改定に向け、理学療法士や作業療法士など専門職の処遇改善と、物価・賃金動向を踏まえた報酬引き上げを厚生労働省へ要望した。訪問リハビリや介護老人保健施設などの評価見直しも求めている。
キャリア視点:リハビリ専門職の処遇改善を求める声は、同じ現場で連携する看護職員にとっても他人事ではありません。多職種チームで働く施設を選ぶ際は、他職種の待遇改善への取り組みも聞いてみると、職場全体の働きやすさが見えてきそうです。
出典: 医療介護CBnews(2026/09/16)
介護報酬改定、3年から2年サイクルへの見直し求める声
現在3年ごとに実施される介護報酬改定について、複数の関係団体が診療報酬改定と同じ2年に1度のサイクルへの見直しを審議会で相次いで求めた。物価上昇や賃金動向への対応が今のサイクルでは追いつきにくいとの指摘が背景にあるという。
キャリア視点:報酬の見直しサイクルが短くなれば、物価や賃金の変化がより早く現場の待遇に反映されやすくなるかもしれません。今後の制度の行方も、給与や加算の動きを見るときのヒントになりそうです。
出典: 介護ニュースJoint(2026/09/15)
今週のまとめ
夜勤を支える新しい仕組みも、AI活用の方針も、報酬を巡る要望も、看護・介護の現場はさまざまな角度から動いています。制度の変化にアンテナを張りながら、自分に合った職場選びのヒントを探っていきましょう。
市場の動きが気になったら: 出典つきの市場データ / 7分の看護師キャリア診断