ナースタイプ診断
過去のニュースを開く ▾

NURSE CAREER NEWS

介護報酬の大幅処遇改善求める声相次ぐ、特定行為研修機関も26施設追加

今週は介護報酬・処遇改善を巡る議論と、看護師のキャリアアップを支える制度整備の両方が動きました。社会保障審議会の分科会では2027年度改定に向けた大幅な処遇改善を求める声が相次ぎ、日本看護協会も看護職員分の要望を伝えています。厚労省は特定行為研修機関を26施設追加指定し、介護費は12兆円規模に拡大していることも報告されました。

2026/09/01 発行・ 要約は編集部による独自のもので、詳細は各出典元をご覧ください。

介護報酬改定へ「大幅な処遇改善を」、看護職員分も日看協が要望

社会保障審議会の介護給付費分科会で、2027年度の介護報酬改定に向けて大幅な処遇改善を求める意見が相次いだ。介護職と他産業の賃金差は月8万円超で推移しており、日本看護協会も看護職員の処遇改善強化と手続きの簡素化を求めた。夜間見守り機器の効果検証結果も示された。

キャリア視点:処遇改善の仕組みが簡素化されれば、加算の中身がわかりやすくなり、給与明細と求人票を照らし合わせやすくなるかもしれません。転職先を比べる際は、加算の算定状況も聞いてみるとよさそうです。

出典: GemMed(データが拓く新時代医療)2026/08/31

看護師特定行為研修機関に26施設追加、青森県立中央病院など

厚生労働省が、青森県立中央病院や山形県看護協会、日本大学板橋病院など26施設を、看護師の特定行為研修を行う指定研修機関として新たに認定した。研修修了者は医師の包括的指示のもと、38項目の診療上の補助を担えるようになる。

キャリア視点:研修を受けられる施設が身近な地域に増えると、特定行為研修に挑戦するハードルが下がるかもしれません。キャリアアップを考えている方は、お住まいの近くに指定機関がないか調べてみるとよさそうです。

出典: GemMed(データが拓く新時代医療)2026/09/01

2024年度の介護費12兆952億円、制度開始24年で3.3倍に

厚生労働省の介護保険事業状況報告によると、2024年度の介護費は高額介護サービス費などを含め12兆952億円で前年度比3.2%増加した。介護保険制度が始まった2000年度の3兆6273億円から24年間で3.3倍に拡大し、居宅サービスが給付費の中心を占めている。

キャリア視点:介護費の伸びは、介護保険サービスの利用が広がり続けている表れでもあります。訪問看護や介護施設で働く方にとっては、制度の規模が大きくなるほど関わる仕事の重要性も増していく、と捉えられそうです。

出典: GemMed(データが拓く新時代医療)2026/08/28

今週のまとめ

処遇改善の議論も、研修機関の広がりも、看護・介護の現場を支える制度は少しずつ動いています。制度の変化にアンテナを張りながら、自分に合ったキャリアの選択肢を探っていきましょう。

市場の動きが気になったら: 出典つきの市場データ7分の看護師キャリア診断