NURSE CAREER NEWS
訪問看護の処遇改善情報発信、採用難時代は理念と育成が鍵に
今週は訪問看護の処遇改善を後押しする情報発信と、採用難が続く医療・介護現場の工夫が目立ちました。日本看護協会は訪問看護ステーション向けにベースアップ評価料や処遇改善加算の活用法を解説する動画を公開。採用面では、理念の言葉にする力や育成体制の一貫性が「選ばれる医療機関」の条件として注目されています。介護分野では在宅サービスへのテクノロジー評価拡大や、身元保証サービスの優良事業者認定など、支える仕組みづくりも進みました。
2026/10/06 発行・ 要約は編集部による独自のもので、詳細は各出典元をご覧ください。
訪問看護の処遇改善へ、評価料と加算の活用を日看協が呼びかけ
日本看護協会は、訪問看護ステーション職員の処遇向上に向け、診療報酬の訪問看護ベースアップ評価料と介護報酬の介護職員等処遇改善加算の活用法を解説する動画・資料を公開した。2026年度から手続きが簡素化され介護報酬でも訪問看護が対象となったことを踏まえ、未届け出の事業所に活用を呼びかけている。
キャリア視点:ベースアップ評価料も処遇改善加算も、知っているかどうかで受け取れる額が変わる仕組みです。訪問看護で働く方は、勤務先が届け出・活用しているか、一度確認してみるとよさそうです。
出典: 医療介護CBnews(2026/10/02)
採用難の時代に選ばれる医療機関、理念と育成の一貫性がカギ
医業経営コンサルタントの三嶋理佐氏がCBnewsで、採用難時代に選ばれる医療機関の条件を解説した。経営理念を言葉にして求職者に伝え朝礼などで繰り返し浸透させること、成長の道筋を示す人事評価制度、採用から育成までの一貫したアプローチが定着率向上につながると指摘している。
キャリア視点:「この職場でどう成長できるか」が見えることは、働く側にとっても安心材料になります。転職先を探す際は、評価制度や育成の仕組みがどこまで具体的に説明されるか、聞いてみるとよさそうです。
出典: 医療介護CBnews(2026/10/05)
介護テック活用、在宅サービスにも報酬評価を拡大へ 厚労省案
厚生労働省は来年度の介護報酬改定で、AIなど介護テクノロジーの活用評価を施設系から訪問介護・通所介護・居宅介護支援などの在宅系サービスにも広げる方針を示した。深刻な人手不足への対応と職員の負担軽減を狙い、加算での後押しを検討している。
キャリア視点:在宅サービスでもテクノロジー活用が評価されるようになれば、事務作業の負担が軽くなる職場が増えるかもしれません。訪問系への転職を考える際は、ICT導入の予定も聞いてみるとよさそうです。
出典: 介護ニュースJoint(2026/10/01)
身寄りのない高齢者支援、全終協が初の優良事業者8社を認定
身元保証関連サービスに取り組む業界団体「全国高齢者等終身サポート事業者協会」が、国のガイドラインに加え独自基準を満たした優良事業者8社を初めて認定した。外部有識者による審査を経ており、2年ごとに継続審査を行い業界の信頼向上を目指すという。
キャリア視点:身元保証サービスの質にばらつきがあると感じていた方には、選ぶ際の新しい目安になりそうです。身寄りのない利用者を支える機会が多い方は、こうした認定の動きも知っておくと説明がしやすくなりそうです。
出典: 介護ニュースJoint(2026/10/02)
今週のまとめ
処遇改善の呼びかけも、選ばれる職場づくりの工夫も、在宅へのテクノロジー評価拡大も、支える人と仕組みを育てようとする動きです。日々のニュースにアンテナを張りながら、自分に合った働き方のヒントを探っていきましょう。
市場の動きが気になったら: 出典つきの市場データ / 7分の看護師キャリア診断