用語集/資格・専門性
診療看護師(NP)しんりょうかんごし / ナース・プラクティショナー
大学院修士課程で医学的知識と特定行為研修を修めた看護師に与えられる民間資格(国家資格ではありません)。医師と協働しながら、手順書に基づく特定行為を含む幅広い診療の補助をより大きな裁量で担います。米国のナース・プラクティショナーをモデルに、日本の現行制度の枠内で運用されている存在です。
これで何ができる?
医師と協働しながら、特定行為を含む幅広い診療の補助を大きな裁量で担える
救急・集中治療・在宅などで、医師不在時の初期対応力・アセスメント力を発揮できる
医学モデルと看護モデルの両方の視点を使える人材として、チーム医療の要になれる
どこで・どうやって学べる?
- 1
指定の大学院修士課程(2年・特定行為研修を包含)を修了し、資格認定試験に合格するのが代表ルート。養成校や要件の詳細は日本NP教育大学院協議会などの最新情報で確認を
- 2
進学前に一定の実務経験(5年程度が目安とされることが多い)を求められるため、臨床を積みながら情報収集を進めたい
- 3
国家資格ではなく、施設によって任される業務範囲が異なる点は進学前に理解しておきたい
年収はどれくらい上がる?
処遇は施設の裁量によるところが大きく、NPを明確に位置づける病院では専門職手当やタスクシフトの担い手としての高い評価が期待できます。制度が発展途上なぶん、職場選びがそのまま収入を左右します。
市場ニーズはどれくらい?
医師の働き方改革を背景に、救急・集中治療・在宅領域で採用の動きが広がっています。人数がまだ少なく、活躍事例のある地域・施設では引き合いが強い存在です。
転職しやすくなる?
資格を活かせる職場はまだ限られますが、NPの受け入れ実績がある施設への転職では唯一無二の強みになります。
どんな会社に採用されやすい?
タスクシフトに積極的で、看護師の判断を信頼する先進的な病院・在宅医療機関に向きます。
習得難易度
大学院2年+認定試験に加え、修了後に力を活かせる職場を探す難しさもある長期戦の資格です。
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